ASDとは
自閉スペクトラム症(ASD)という言葉を聞いたことがありますか?ASDは、自閉症スペクトラム障害とも呼ばれ、発達障害の一つとして知られています。これを持つ人々は、それぞれ異なる特性や課題を抱えており、まさに「スペクトラム」の名前通り、多様な表現を見せます。
私のASDは、「できることとできないことの差が激しい」ことであり、「感情に重きをおかないこと」です。
これは、私がどのように世界を感じ、どのように考え、行動するかを決定する一部であり。他の人たちが普通と感じることに壁を感じる一方で、逆に人が気づかない・選択しない部分に目を向けることができる。それが私にとってのASDです。
ASDの特性とは
一般的にASDには、以下のような特性が挙げられます
1. コミュニケーションの難しさ
他の人と感情や意図を共有する際に、時折困難を感じることがあります。でも、言葉以外の部分では伝わりにくいため工夫が必要です。
2. 社会的な相互作用の課題
グループ活動や、人と接する場面ではエネルギーを消耗しがち。それでも、人と人とのつながりは大切にしようと思っています。
3. 興味やこだわりの強さ
特定の分野への興味・関心・集中力は、私の大きな強みです。それらが上手く生かすことができたときは、社会的に大きな価値を生むことができます。
私の視点から見るASD
ASDとともに生きる中で、社会にはまだ多くの「壁」が存在することを感じます。「普通」であることを求められる環境や、異物を排除する場面に直面することも少なくありません。しかし、それと同時に、ASDの特性を生かしつつ、工夫をもって社会との共存を目指しています。
私のASDからの視点は感情に重きを置く普通の人にとって、不快に感じることが多いと思われます。
これらの原因は無意識にうちに多くの人が事実に対して「善悪・気持ちがいいもしくは悪い」を含めて、事実を印象で判断してしまうからのように思います。それに加え感情の共有や表明・気持ちだけのやりとりをしたいからかもしれません。
私の場合はとくに感情の振れ幅が小さいことや、自身の感情さえ無視して合理性で行動できてしまいます。そのため感情で動くことが多い人にとって私は不気味で人の心がないと非難や排除の対象となってきました。
過去に影で「あいつ(私)には人の心がない」と言ってきた人がいました。この点だけみると人の心がないのは、陰口を本人に伝えにきた人なのですが…。
最後に
このブログを通じて、ASDについて知り、考えるきっかけを作りたいと思っています。それは、ASDを持つ人々とその周りにいる人がもっと生きやすい社会を目指す一歩になると信じています。このブログが誰かの理解の助けとなることを願っています。
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