なぜ体調管理の目安が必要なのか? 🌿
1. 体調の変化を早期に気づける
目安があることで、通常の状態と比較しやすくなり、違和感や異常を早期に察知できます。早期に発見することで、対策をとり悪化することを防ぐことができるようになります。つまり未病の段階で対策をとり、病院に行く手間暇を減らします。また少しずつ体調が悪くなっていく場合は、体調の悪化に気づくのが遅れます。そのため客観的に数字とうで具体的に判断できる目安・基準をつくることをおすすめします。
2. 自己ケアの計画が立てやすい
体調管理の指標を基に、食事、運動、睡眠などの改善計画を立てることができます。体調が悪くなったときにすぐに、健康を立て直す行動をとりやすくなります。
例えば:
-栄養が偏る場合はサプリメント等で補う。
-運動不足なら、運動する時間を作って運動する。
-睡眠不足が続くなら、睡眠時間をしっかりとる。
3. ストレスの軽減
体調管理がしっかりしていると、自分の状態を把握できる安心感が生まれます。体が良好であれば多少のストレスに対しても許容できますが、体調不良であればストレスに対して過剰に反応してしまうことがあります。過剰に反応した結果、暴飲暴食等の更に体調を悪くする行動をとってしまいがちのため、体調を良好に保つことが重要です。(逆に体調が良いときには、体調が悪くなるような行動をしなくなるそうです)
体調管理の目安を作る方法 🍄
1. 測定可能な指標を決める
例えば:
– 1日に摂る水分量(例:2リットル)
– 睡眠時間(例:7〜8時間)
– 運動(歩数:5000〜8000歩など)
– 体重(平時の体重±1kg)
2. 記録を習慣化する
スマホアプリや手帳に記録することで、日々の変化を追いやすくなります。
記録するのは客観的で具体的な数字にするのがベストです。体調を5段階評価するのでもいいし、運動習慣があるかたは運動の記録。
私は以前運動の記録をしていました。体調が悪いときはすぐにパフォーマンスが落ちるのでわかりやすかったのですが、本当に体調が悪いときは運動すらできないため体重で管理することにしました。
(もちろん運動の記録は体調がいいときには有効)
ただ私の場合は、「少しでもストレスがかかるとすぐに食事が食べられなくなる」という性質があり、そのため体重管理が一番手軽で簡単に体の不調に気付きやすいことがわかりました。
暑い寒い・精神的なストレス・寝不足等ですぐに食欲がなくなるので、本当にわかりやすい。
またなんとなくしんどいと感じるときは、やはり体重が落ちていることが多いです。
3. 週ごとの振り返りを行う
1週間ごとに記録を見直し、改善が必要な点を確認します。理想は毎日記録をつけて見直すことです。
ただ体調の変化はすぐに表れないため、無理のない範囲で継続できることが一番重要。そのため週末に見直して、次の1週間足りないものは足して、過剰なものは引きましょう。
4. 無理のない目標設定
高すぎる目標は負担になるため、自分に合った現実的な目標を設定することが大切です。
おすすめのアプローチ
– 色分けを使った視覚的な記録
例えば、体調の良い日は緑、普通の日は黄色、調子が悪い日は赤など。
– 健康診断データの活用
年1回の健康診断結果を参考にし、体調管理の目安を見直す。
まとめ
体調不良にいち早く気付くための目安をまずは作ってください。
・体調が悪くなるとまっさきにでてくる症状はなんでしょうか?
・その症状がでたときに、症状を治すためにどんな行動をしますか?
まずはこの2つを明確にしてみてください。
そしてそれらの症状が出ないための対策を習慣にして、記録をとりましょう。
この記録をもとに、必要な食事と運動と睡眠の計画をつくって実行することをおすすめします。
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